さいきんの競馬 あれこれ

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2017年が始まり最初のG1となるフェブラリーSを勝ったのはゴールドドリーム。
その数日前にゴールドアリュールがこの世を去り亡き父に捧げる勝利となったわけですが、そのゴールドアリュールが制した03年フェブラリーSは自分が初めて馬券を買ったレースなのです。
だから何だよ…と言われればそれまでなのですが、上位人気でアドマイヤドンだけが来ないという予想からゴールドアリュール軸で3連複を購入。思惑通りアドマイヤドンが圏外となり馬券が的中したのが嬉しくて、そこから競馬に嵌っていったのは言うまでもありません。あの時予想が大ハズレだったら「なんだよ競馬つまんねー」となっていたかもしれませんから、ビギナーズラック、大事です。

あれから14年が経ち、ゴールドアリュールは種牡馬として産駒を残す馬となり、彼らの走りが当時の思い出を喚起させてくれます。
ゴールドアリュールは死に、血統表に名前が残るだけの記号となってしまいましたが、こうして誰かの記憶に、何かしら思いと共に今後も生き続けるのだと思います。
そうした色んな人の思いが綴られた血統表を背負い、馬が走り続けるのも競馬の魅力のひとつでしょう。

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先日、NHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」でオグリキャップが取り上げられていました。気になった点をまとめてみました。

★オグリキャップは幼駒時、あまりにも貧弱な体で競走馬として全く期待されていなかった。特に腰が弱く装蹄で片足を上げるとフラフラして立っていられないほどだった。
★ところが速い調教を始めると、走る馬特有の「沈むような走り」を見せ、乗り手たちの評価が一変した。
→以前記事にした「効率の良い走り」を体現できていたのではないか。
★あえてレースを使い込むことが一番のトレーニング。どんどん馬が強くなっていった。
→そもそも脚回りに不安があったり、体質的に弱かったらレースを使い込めない。オグリキャップの強みは欠点の無い骨格と体質にあったのではないか。(幼駒時の弱さがいつの間にか解消されていたのはなぜ?よく食べるから?)
★使い込んでもヘコたれない強さは他馬に比べて強大な心臓を持っていたから。
→これも強みの一つか。ただ、先天的か後天的かは不明。
★レースへの集中力が凄い。オンオフが確りしていた馬。
→プロフェッショナル仕事の流儀でこの馬が取り上げられた大きな理由はここでしょうかね。

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オグリキャップ同様、体が弱くそして競走馬としてデビューする間際までも体が弱いレッドジュラーレという馬がいますが、先日小倉でデビューいたしまして、レース前の期待を裏切る好走を見せてくれました。(18頭中11着)
あまりにも調教で動かないことから更新コメントにおいても「トレセンのチップより芝の方が走りやすいのはあきらかなので調教とは違った走りを見せてほしいですね。」と誰もが(そんな訳ないやろ…(´-`).。oO)と思うようなことまで書かれてしまう始末でして、逆にどれだけ走らないんだろうと違った楽しみ方を見出した所でした。

母イタリアンレッドに体が緩くそしてそれが完成されてこない馬を輩出することに定評のある父ハービンジャーの仔ですから、新馬戦があるうちにデビューできただけでも、のび太がテストで45点を取ってきたくらいの大きな価値があったかと思われます。
走る馬特有の沈むような走りとはほど遠い頭の高い走りで、まだレースというのも理解していない様子なのですが、とりあえず出資者としては生暖かく見守るしかありませんので少しは走っていただけるように何卒お願いいたします。

ノルマンディーオーナーズクラブ 二次募集馬 レビュー

※この記事で書いていることはあくまで私見であり、必ずしも以下に書いてある通りの素質や競走能力を示してくれる訳ではありません。

ノルマンディーの募集馬についても一口馬主 募集馬レビューサイトのほうで取り上げていくつもりだったのですが、一次募集のレビューが募集開始までに間に合わず気が付いたら満口馬が多数出ていたという状況でしたので、二次募集からこちらで公開することにしました。

16.ミラクルガール
牝馬ながら逞しい馬体は血統表にある母父ロックオブジブラルタルという文字を見れば納得の造り。特に胸や肩回りが大きく、ここに筋肉が付きすぎてくると体が窮屈になりそうですが、いい意味での緩さがあって骨格のバランスも纏まっているので硬さが出て来なければ癖の無い走りはしてくれそうな印象です。現状の体型からは芝ダートは不明ですが、中距離辺りに適性がありそう。

17.ヴイプラウド
マツリダゴッホ産駒らしく四肢や背中が短い造り。なので距離はマイル辺りまででしょうか。仕上がりの早さを活かしたいですね。四肢の歪みなどは気にするレベルではないはず。

18.ウインディーヒル
かなりの大型馬。母父を辿るとマンハッタンカフェにティンバーカントリーと書いてあって、大型馬なのが頷ける血統配置だなあと母ウインディーヒルを調べてみたらやっぱり母も大型馬でした。全てのパーツがデカイので「歩くのが一苦労です」と馬が言っているように見えます。なのでこの馬に関しては現状の動画であれこれ言わず、早い所をやり始めた時に体がどう締まって使えてくるようになるかを見てあげましょう。

19.グーテデロワ
腹袋があって柔軟なサウスヴィグラスらしい造り。若干背中が長く緩さもありますが、全体的に見ればこれといった欠点は無さそうですので、目論見通りダートでコツコツと走ってくれる馬になってくれるのではないでしょうかね。

20.エスワンスペクター
四肢に伸びがあって上体の柔らかい肉付きなどが丁度良く、全身を上手く使って走ってくれそうな印象。左前の膝が外に反っているので前脚の出し方にクセがあり、ここは走りに影響しそう。あと飛節の付き方も良くないので関節が上手く利いてこないかも。ただ、直飛であることから今後の成長や体の使わせ方次第では欠点としてそこまで気にしなくてもよくなるかもしれません。

21.タニノピカンテ
斜尻でトモが非力。かつ飛節も弱々しくスピード不足をどう補うか。幸い短距離型では無さそうなので心肺面を含め鍛えられてどこまでという印象です。

22.レットイットスノー
牡馬にしては華奢に見えるのは、四肢の割に上体が薄いからでしょうか。お尻の幅が小さ目で筋肉が付いてくるタイプにも見えないので、おそらく長い距離をゆったりを走る馬へと成長してくるはずです。四肢の歪みがちょっと気になる所で、パンとしてくるまで時間が掛かりそうなのは懸念材料。

23.レーヴドゲラン
栗毛で腹袋がドッシリとした造りを見るとフレンチデピュティ産駒だなあと思いますよね。右膝が内向していますがこの程度ならそこまで嫌わなくてもいいでしょうか。それよりトモのO状姿勢が目立ちますね。飛節に疲れが溜まり易いかもしれません。胴回りが確りしているのでトモばかりに負担が掛からないように成長してくれればまだマシかもしれませんが。

24.インマイラヴ
ノボジャックは硬い馬が多い印象ですが、本馬は現状かなり緩く繋ぎも長めなので完成されてくるまでは時間が掛かるタイプでしょう。ただ骨格のバランスは良く、鍛えられて強くなっていける下地はありそうです。長い目で見たい馬。

25.グリーンヒルマック
モーニンやアジアエクスプレスなどヘニーヒューズ産駒は筋骨隆々という印象がありますが、日本産は意外とそうでは無さそう(もちろん、これから速いところを乗られてグっと筋肉が付いてくる血統という可能性も)というのが現1歳馬たちを見ての印象で、本馬もダートというよりは芝でも走れそうな印象を受けました。馬体的には曲飛節にしてもトモの狭窄が結構キツく、蹄や繋ぎに負担が掛かりやすいんじゃないかという懸念が。

26.ジネブラルスキー
均整が取れた体付きは魅力。トモは緩く手先が硬いので、おそらくダート中距離でスピード不足を補うように走る馬になるのではないでしょうか。

27.ドゥオナー
軽さがあって仕上がりも早そうなので早期デビューのアドバンテージを活かせそうなのは魅力。一本の線の上を歩くように前脚を出すのは脚付きを矯正中なのか肩など関節から来るクセなのか。前者であれば問題ないと思いますが、後者だとちょっと気になる所ではありますね。

28.トップキララ
筋肉のメリハリに掛け、これといった長所を見出すのが難しいのですが、骨格などには癖が無く必要な所に良い筋肉が付いてきたら動ける体勢は整うのでは。
競走能力とは関係ないと思いますが、下あごが出ているので顔がマヌケ…チャーミングに見えます!

29.フジノプログレス
お腹回りがタップリとあるので重苦しく見えるはずなのですが、手先は軽くトモも柔軟で芝でも走れそうなケイムホーム産かなと。胴は詰まり気味ですがトモは硬く無いので1800辺りまでは距離の融通が利くかもしれません。

30.ベラルーナ
脚長に見せる体型や背中の長さなどルーラーシップらしい特徴が確りと出ているという印象です。現状かなり腰高に見え、今後背が伸びてここがある程度改善されてきてもらいたいところ。両前の蹄が少し大きめなのも気になりますが、トモの造りなど良いものを持っているようには思うので上手く成長してもらいたいですね。

メモのようなただの雑記です

第36回ジャパンカップはキタサンブラックが勝ちました。
既にG1を2勝。着外になったのがダービーのみという堅実な戦績ながら1番人気になったのは前走の京都大賞典が初という中々珍しい馬で、今回も1番人気でしたが単勝オッズが3.8倍と比較的オッズ付いてたなあとレース後に思ったのは自分だけでしょうか。

そんなことを言っておきながら、馬券では「ジャパンカップを逃げ切るのは無理」という思い込み(タップダンスシチーの記憶が脳内から削除されていたようです)から、いまの馬場を見方に付けられるようなふんわりとした脚を使える馬を買おうとディーマジェスティかサウンズオブアースを本命に据えるつもりでパドックを見、前者に若干の違和感をおぼえたのでサウンズオブアースの単勝をメインに購入してみたのですが、結果はご存知の通り。これでサウンズオブアースはG1の2着が3回。いまだに勝ち鞍はなみずき賞(500万)という中々面白い成績の持ち主。今回がチャンスなのにも関わらず人気が落ちていてウシシと思っていたのですがねえ、相手が一枚上だったようです。

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家に帰って来てふと、キタサンブラックがブラックタイド産駒で逃げ馬として大レースで活躍しているのは何かのアンチテーゼではないかと思いました。
主流血統の変化か競走馬の進化かスローの上がり勝負のような瞬発力が問われやすい競馬になりつつあります。その流れを支えてるというか率いてるのが近代日本競馬の結晶こと三冠馬ディープインパクトじゃないですか。その兄で主な勝ち鞍スプリングステークスのブラックタイドの産駒キタサンブラックが彼らの持ち味を封じる様な競馬でレースを勝って征く。それもディープインパクトの背中を知っている男が…というのは少し大仰ですねw

土曜日に競馬予想TVという番組で血統予想家の亀谷氏が「今年の府中秋開催は馬場が重たい!ハービンジャー馬場だ!」と言っており、確かに今開催はそういう馬がよく来てるよなあ~とロクに数字も取らずただの印象でその意見に同意していた(もちろん亀谷氏は産駒別の着順数と回収率をフリップにまとめておられました)のですが、その根拠として亀谷氏は、地面に空気を含ませる穴あけマシンを導入し、馬場改良を進めてきたことによってかなり地盤が根本から柔らかくなっているからではないかということを述べられておりました。今年は冷夏ということで例年より芝の生育が悪かったのではないかという意見も出ていましたが、先に出ていた「馬場改良」の成果?だとするならば今後もこういった馬場で競馬が開催されてる機会が増えてゆくのではないかと。安全で公正な馬場造りを目指して今のような馬場を作り出したのですからね。もちろんそれは今後も競馬が続く限り求められ続けられるでしょうから、ポリトラックこそ安全で公正である!みたいな将来になっている可能性もありますが。

さておきそうなるとキタサンブラックのような馬であったり、ディープインパクト産駒ではない、そういった特徴を備えた馬が将来は…といったことにふけてこのボログに残しているのですが…そんな将来のことを考えても仕方ありませんね(笑) その時になれば考えればいいことですからね。

ただ、数分後のレース結果を考える競馬(馬券)予想や主に来年のダービー馬を予想するPOG、一口馬主もそうですかね、これらいずれも未来予想であることには間違いありません。何がただしいのか何が間違っているのか、明確な答えが用意されておらず時代と共に変遷していく。競馬に限らず、ですかね。ただの偶然と片付けずに現実を直視し観察と推論を回し続けていって物事の本質をとらえようとする。競馬はその性質上それがより試されるから面白いと思うのです。

まあ、第”36”回ジャパンカップだし先日のプロ野球ニュースに元ロッテの”サブロー”選手が出てたし、やっぱサイン馬券が最強なんじゃね?と思っているのでこれまで書いたことはどうでもいいのですが。