ディープインパクト牝馬について

今年も桜花賞はディープインパクト産駒が勝利


出資馬のレッドリヴェールが桜花賞を2着と、休み明けぶっつけ本番という過去に好走例が殆どないローテーションだったのにもかかわらずよく頑張ってくれました。先日クラブのHPにて更新がありましたが、レース後は阪神JFの後に比べると疲労が少ないようで何より。次走がオークスになるのかダービーとなるのかいまだはっきりしませんけど、どちらにせよ悔いの残らぬよう走ってくれればそれで良いです。

さて、今日はそんなレッドリヴェールの話ではなく、桜花賞でレッドリヴェールを負かしたハープスターを含めたディープインパクト牝馬の話です(笑)
もうすでにご存じの方も多いと思いますが、ハープスターの勝利で桜花賞は4年連続でディープインパクト牝馬が勝利したことになります。おそらく、来年の桜花賞もディープインパクト牝馬が勝つんじゃないですかね。

ではなぜディープインパクト牝馬がここまで桜花賞で強いのでしょうか。良血、ノーザン・社台という日本を代表する育成出身だから、まあそれもあるでしょう。しかしながら、ただディープインパクト牝馬ならなんでもいいのかと言うと、そうではないと考えています。

一流の瞬発力とその持続力が求められるようになった牝馬クラシック


阪神コースが改修されてスピード馬が速さに任せて押しきるような競馬では通用しなくなり、逆に、ハープスターのように能力のある差し馬であれば最後方からの競馬でも届いてしまうようになったのがこのコースの特徴です。長い直線を使った瞬発力勝負に加え最後は急坂も待っています。一瞬のキレ(瞬発力)だけ優れていもそれを持続するスタミナが無いとバテてしまいますから(坂もありますしね)うるわしき若駒たちには大変な舞台となりました。

そこで求められる資質にディープインパクト産駒が持つ特質がマッチしているということですね。今更そんなこと言われなくても分かってるよ、という話だと思いますが。
ただ、ディープインパクト産駒なら何でもいいのかと言われれば、そうではないと思うんです。

馬体重に注目

以下は桜花賞を制したディープインパクト産駒の当時の馬体重です。

11年 マルセリーナ 452キロ
12年 ジェンティルドンナ 456キロ 
13年 アユサン 484キロ 
14年 ハープスター 478キロ

ディープインパクト産駒は比較的薄手の馬が多いため、馬体重としては軽め、牝馬となればその傾向は顕著となります。そのディープインパクト産駒において、桜花賞を制している馬がいづれも450キロ以上となれば、これは「ある程度馬格に恵まれたディープインパクト産駒が有利である」と見てもいいのではないでしょうか。

馬体重があるということは、一概には言えないのですけど、骨格的に細さが無くお腹がしっかりしていて筋肉の支えにある程度担保されている、ということだと思います。直線が長く、ある程度スタミナも求められるコースとならば、そういった馬が有利ということですね。クラシックという舞台では、まだ体が完成されておらず、素質だけで走っている馬も多いので、より体格があるということが有利となるわけです。

馬体重が軽いディープ牝馬はダメなの?


以上を踏まえると、じゃあ馬体重が無いディープ牝馬はダメなの?と捉えられる方もいると思いますが、そうではありません。

馬体重が軽いディープ牝馬というのは、基本的には持ち前の瞬発力は優れているけど、それを一瞬しか発揮できない、つまり、体がまだ非力で、良い脚をより長く維持し続けていられるだけのスタミナを兼ね備えていない、ということになります。なので、体が成長して大きくなればその欠点を補えることとなり、きっと成長前より走ってくれることでしょう。

新馬戦、条件戦をいずれも好内容で勝利しクラシックの主役を望まれるも、シンザン記念、トライアルのフィリーズレヴューでは期待を裏切る結果となり、結局クラシック出走の道は閉ざされてしまったドナウブルーが上例に当てはまる一頭でしょう。全く同じ血統のジェンティルドンナは馬格に恵まれ、春は2冠を制していますが、残念ながらドナウブルーは成長を待たなくてはなりませんでした。

というわけで


ディープインパクト産駒(特に牝馬)については、こういう方向性が良いんだろうなとおぼろげに考えながらPOGでは意図的に骨格の確りしたディープインパクト牝馬を指名することで、ジェンティルドンナとハープスターを推すことが出来ました。もし来年の桜花賞もディープインパクト産駒が制するのなら、それが自分の指名馬であったら嬉しいですね。

(おまけ)小さくても走るステイゴールド産駒

ここまで「牝馬クラシックは馬格のあるほうが有利」と書いておきながらテメーの出資馬であるレッドリヴェールは全然馬体重が無いじゃないか!と言われそうなので…。

ステイゴールドとディープインパクト、ともに小柄な部類で造りとしては似た傾向にある種牡馬ですが、小柄な馬でも走るのがステイゴールド産駒の長所です。なぜだかは、分かりません。
ステイゴールド産駒は父譲りの心肺機能と勝負根性を兼ね備えているからですかね?ドリームジャーニーも420キロそこそこで走っていましたし、自分には外見から心肺能力の優劣を判断する術を持ち合わせていませんから、これはもう「ステイゴールドだから」としか言いようがないんですよね。

そう考えると、薄手でマラソンランナーのような体型のレッドリヴェールとムキムキバディーのハープスターって、対照的なのに同じ舞台で闘い決着をつけなければならないライバル関係として面白いと思うんですよね。この2頭には是非これからも競馬を盛り上げていってくれるような盟友でありつづけてもらいたいなあ、と思っています。話がそれましたが(笑)

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ディープインパクト牝馬について」への2件のフィードバック

  1. ステイゴールド自身も小柄でしたが、重い斤量の日経新春杯を快勝したり。
    精神面の強さ、そして脆さもを兼ね備えてましたね。

    週刊ブック・石坂厩舎の井上調教助手の記事を読んだところだったので、同じくドナウブルーをイメージしました(^_^)
    怖がりで掛かる気性が災いしたと(3歳春は馬体調整に苦労していた記憶あり)新潟や京都でのパフォーマンスに比べると、阪神マイルは少しタフだったのかな?と推測もできますね。

    あと一ヶ月もすれば、POGの季節。参考にします(^_^)

    • >紫草さん

      今年もPOGの季節がやってきましたね~!1年が早いです^^
      ディープインパクト産駒は注目度が高いだけに、その中でも自分なりにこういう馬が良いのでは?と考えながら結果が出たことがうれしいです。

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