Run for the Derby #番外編 阪神ジュベナイルフィリーズ展望

Run for the Derbyでは回顧のみを取り上げていくつもりでしたが、G1レースくらいは出走馬の分析を行って予想じみた展望みたいなものを残しておこうかと。

重賞・500万組
9月7日 小倉2歳ステークス

1着…オーミアリス
2着…レオパルディナ

小倉の短距離重賞らしいテンの速い流れを後方から、早め抜け出しから粘るレオパルディナをわずか差し切ったのがオーミアリス。非力感もある細身のスラっとした体型で、本質的にはスピードタイプという訳では無さそうというのがこの馬を見ての印象です。ただ休み明けなのと坂コースへの対応が未知数。

11月1日 アルテミスS

1着…ココロノアイ
2着…レッツゴードンキ
3着…トーセンラーク
5着…スマートプラネット

上位2頭については先日の記事にて取り上げているので省略します。トーセンラークは流れに上手く乗って馬場を苦にしない強みと、馬場が渋って上がり性能を求められない状況を活かして3着に残ったとしか見えないので、1600の阪神外回りでさらにパフォーマンスを上げてくるようには考えにくいですね。もちろん、負けて強しということではないというだけであって、1600mがダメということではないです。
スマートプラネットは寸の詰まった体型でピッチ走法。この展開でも最後止まっているようにこの馬には1600mはちょっと長いのでは。

11月8日 ファンタジーS

1着…クールホタルビ
2着…ダノングラシアス
4着…エフェクト
5着…ムーンエクスプレス
6着…レオパルディナ
11着…ダイワプロパー

時計が早く前が残りやすい馬場。スローの前残り競馬で上がり最速のルアンジュ(33.0)が0.4秒差の10着だったようにゴール前はほぼ横一線。レースとしては平凡な内容。ここから距離延長で巻き返せそうな馬を狙うのが良いのでしょうが、明らかに距離が足りなくて差し損ねた馬がいたレースという訳でも無さそうで、前哨戦としては本番に繋がりにくいレースだったのではないでしょうか。ダノングラシアスはジリ脚っぽいので阪神で距離延長はプラスになりそうですが。

11月22日 からまつ賞

1着…ショウナンアデラ

内有利の状況で先手を取りそのままゴールへなだれ込む様な競馬。牡馬相手に勝ったのは褒めて良い所ですが相手がダイトウキョウではたかが知れているか。脚長でやや硬い走りをするもストライドにある程度の伸びはあるショウナンアデラは1600も問題無いと思いますが、この後輸送を控えているのがまずクリア出来るかでしょうね。

10月12日 りんどう賞

1着…コートシャルマン
2着…ダノングラシアス

1400らしい持続的なペースを後方からコートシャルマンが差し切り。コートシャルマンは2連勝なんですがどちらも1400M。りんどう賞の回顧で書いたように脚が短いのを胴でカバーするような走りをしているので、良いストライドで伸びは見せるんですが外回り1600で後方で構えすぎるような競馬をするとペースが流れたとしても差し損ねそうな気がします。意外と乗り方が難しそうな馬に見えるんですよね。

その他新馬・未勝利組

アルマオンディーナ…特に見所の無い新馬戦というレースの勝ち馬で、馬自身にも特に見所なく…。

ロカ…新馬特有の超スローでこの馬だけ上がり33秒台に対応できたので勝ち方が鮮やかなんですが、馬体を見る限りではまだまだ成長が必要なのでは?と思わせるような所はアリアリ。距離短縮でマイルの流れに対応出来るかも課題でしょうね。ただポテンシャルはありそうで、今年のメンバーなら現状のポテンシャルだけでも通用しちゃうかも…。

カボスチャン…後藤騎手復帰1勝目をプレゼントしたカボスチャン。実は新馬戦で自分も馬券を取らせて(単勝2点買いですが)もらいました。でもG1では厳しいでしょうか。小柄で細身のスラっとした体型で上がり勝負に対応出来る馬が少ないレースを上手く凌いだだけという内容で、ここに入って横比較で足りる馬にも思えないので。

アカリアイドル…胴が詰まった短脚の体型でさすがに距離が持たないでしょう。

☆まとめ☆
こうしてざっと纏めてみると例年以上に短距離馬が多い気がしました。いくらレベルが低い年でも流石に勝ち負けレベルに短距離馬が加わるのは、アストンマーチャンの様な後々G1を見据えられるような器で無いと厳しいと思うので、そこでまず線引きをしてみるのがいいでしょうね。
人気にもなっていますがマイル以上の重賞で実績のあるココロノアイ。ただ、関東馬なのにいわゆる栗東留学をしておらず、個人的にはその点を評価としては大幅に下げたいです。気難しそうな馬だけに当日の気配が気になります。レッツゴードンキは関西馬なので輸送が無い分こちらが人気になるかもしれません。ただこちらも直前の追い切りを見る限りでは競馬に行っての難しさがあるようで、信頼の置ける人気馬という訳ではないように思えます。もちろん、能力の高さは認めるんですが、G1の直前にあのような欠点を誤魔化すような追い切りをしているのはいかがなものかと…。
ロカはポテンシャルは素晴らしいものを持っていると思います。それが横比較で通用するものなのかどうか、でしょう。ハービンジャー産駒らしく骨格が確りしていて後肢を大きく捌けるタイプですがまだ体に甘い所があるのでね。履歴が比較的綺麗なダノングラシアスも人気の一頭でしょうか。走りを見るとトビが大きめで距離延長はプラスになりそうです。

阪神外回り1600mになってから結局は将来性みたいなものが重視されるレースになったので、さすがに先に名前を上げた馬たちが纏めて掲示板にいない…なんてことはないでしょう。ここ数年のように来年以降もG1で活躍してくれそうな大物感のある馬の出走は無い年だと思いますが、そういう年だからこそ予想考察という意味では面白い年なのではないでしょうか。

ココロノアイ…能力は上位だが直前輸送が減点。
レッツゴードンキ…終いは確り。レースっぷり(折り合い&位置取り)に難あり。
ロカ…素質はある。上積み次第。追い切りを見る限りではまだトモ甘い
ダノングラシアス…距離延長は良さそう。ビュイック騎手があまり乗れてない。
ショウナンアデラ…まさか唯一のディープ産駒が関東馬。直前輸送が減点。
コートシャルマン…体型的に1600mは乗り難しそう。
オーミアリス…休み明け。短距離馬には見えないが。
トーセンラーク…1600重賞経験。こういう馬が意外としぶとい。

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