Bull Lea的飛節について調べてみた

望田潤さんという血統評論家の方が

つまりハギノハイブリッドはRarelea≒Real Delightの3/4同血クロスを持つわけですが、改めて馬体を見たらこれぞRoberto+AlydarというBull Lea的曲飛節をしてるんですね

「望田はステイヤーや言うてるけど、俺はRobertoとAlydarなんじゃあああっ! 飛節がBull Leaなんじゃあああっ! 内回りを捲る中距離馬なんじゃあああっ!」と4角で唸っているのをみたときに、ああそうか大失敗や…実はお前はサンライズペガサス(母がブライアンズタイム×AlydarのBull Lea飛節)やったのね…と全身から力が抜けていきました(^ ^;)

Bull Leaは母系に入って短い膝下と曲飛をよく伝え、AlydarもRobertoも後駆のつくりはBull Leaの影響大と私はみていますが、だから母がRoberto×Alydarのサンライズペガサスなんて大阪杯をBull Leaで捲るために生まれてきたような馬なのです〉(望田潤bot)

(血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog – 第51回函館記念回顧~サンライズペガサスなんじゃあああっ!飛節がBull Leaなんじゃあああっ!より)
と言っておられてBull lea的曲飛ってなんじゃああああっっ!と気になったので調べてました。

まずBull Leaについて


まずBull Lea(以下ブルリー)という馬がどんな馬だったのか知らないので調べてみました。

>ブルリー(Bull Lea、1935年 – 1964年)は、アメリカ合衆国で生産・調教されたサラブレッドの競走馬、および種牡馬。種牡馬としてサイテーションを始めとした名競走馬を輩出し、北アメリカ競馬のリーディングサイアーに5度輝いた。

>競走馬引退後、1940年からカルメットファームで種牡馬となり、第二の馬生のスタートを切った。現役でも活躍した同馬であったが、種牡馬としてはそれを遥かに凌駕する好成績を残すことに成功した。 (wikipedia-ブルリーより)

なるほど。ブルリーはWWⅡ前後のアメリカで活躍した馬ですか。競走馬としてより種牡馬として評価が高かったんですね。
では百聞は一見に如かず、ということでブルリーの馬体を見てみましょう。
bull lea
bull lea 2

参考としてブルリーを描いた2枚の絵を並べてみました。写真より絵の方が人間の目というフィルターが掛かっているのでその馬の特徴をより強く描かれていると思ったからです。これらを見てもやはりブルリーは曲飛気味で膝下も短く重心低く見せる馬だったようですね。
ちなみにブルリーの代表産駒は…

Armed – 1941年生まれ。1947年年度代表馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Twilight Tear – 1941年生まれ。1944年最優秀3歳牝馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Faultless – 1944年生まれ。1947年プリークネスステークスなど。
Bewitch – 1945年生まれ。1949年最優秀古牝馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Citation – 1945年生まれ。1948年アメリカ三冠。アメリカ競馬殿堂馬。
Coaltown – 1945年生まれ。1949年年度代表馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Two Lea – 1946年生まれ。1949年最優秀3歳牝馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Bull Page – 1947年生まれ。1951年年度代表馬。カナダ競馬殿堂馬。
Next Move – 1947年生まれ。1951年最優秀古牝馬。
Hill Gail – 1949年生まれ。1952年ケンタッキーダービーなど。
Mark-Ye-Well – 1949年生まれ。サンタアニタハンデキャップなど。
Real Delight – 1949年生まれ。1952年最優秀3歳牝馬。アメリカ競馬殿堂馬。
Gen. Duke – 1954年生まれ。1957年フロリダダービーなど。
Iron Liege – 1954年生まれ。1957年ケンタッキーダービーなど。 (wikipedia-ブルリーより)

…うーん、代表産駒の名前を見て知っている馬がいませんでした^^;

サンライズペガサスは曲飛だったか


さて、これ以上ブルリーについて調べても仕方ないので名前が出てきたサンライズペガサスを見てみましょう。サンライズペガサスは後藤騎手で先行し抜け出してきた毎日王冠の印象が強かったのですが、アンカツと幸騎手で産経大阪杯を連覇していたんですね。当時2000Mで行われてた神戸新聞杯もタイム差なしの2着に来ていますし、オープンの大阪城ステークスも制していますから、阪神の中距離で強かった馬であることは間違いありません。そんなサンライズペガサスの飛節は…

サンライズペガサス
(競馬ブックweb-2005年天皇賞秋より)

おおおお!!たしかに曲飛や!!!!
とこの画像みて感動しコーヒーを吹きこぼすタイミングここになります(・∀・)

他に”Bull Lea的飛節”を持った馬は


Bull Leaは母系に入って短い膝下と曲飛をよく伝えるとのことなので、サンライズペガサスと同じように「母父ブライアンズタイム×母母父Alydar」を持つ馬を調べてみました。すると獲得賞金順2位にサクラレグナムの名前が。サクラレグナムはダートの短距離、前走で初めて芝のオープンで好走しましたがいずれにせよ短距離で活躍している馬。馬体を見ても寸が詰まった脚が短めの体型をしています。ちなみにこの配合の賞金順3位であるグローリールピナスも短距離で活躍した馬でした。
母父ブライアンズタイム×母母父Alydarだけでは物足りなかったので「母父ブライアンズタイム×母母母父Alydar」で調べてみると、獲得賞金1位がリアライズキボンヌ。この馬は北海道開催や中山のダート中距離、つまり小回りコースで活躍した馬ですね~。

もしかしたらBull Lea的かもしれない馬


さいごにハギノハイブリッドと同じ、「父ロベルト系×母系にレガシーオブストレングス」を持つ馬を調べてみました。レガシーオブストレングスはスティンガーなど活躍馬を多く輩出している血統ですから、他にも活躍馬がいそうですもんね。すると…

pp03
(競馬ブックPhotoパドック-2012年スプリングSより)

サトノギャラントです。

サトノギャラントは藤澤厩舎の馬らしく、府中など長い直線のコースで後方から差し脚を活かすような競馬でオープンまで上り詰めた馬ですが、重賞まであと一歩足りず成績的には頭打ち感があります。それはもしかしたら、サトノギャラント本来の持ち味である”Bull Lea的飛節”がそのような競馬では活きず、小回りコースを捲るような競馬をしたらあっさり重賞も制覇できるのかもしれませんね。もちろん、同じロベルトとはいえシンボリクリスエスだと云々~などという考えもあると思います。私は血統にぜんぜん詳しくないので素人の戯言と流していただければ。

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Bull Lea的飛節について調べてみた」への3件のフィードバック

  1. こんにちは!
    いつも勉強させていただいてます。

    いきなりですが、質問です。
    曲飛は「推進力が増えるが、緩慢な動きになりやすい」と良く言えばバネが強くなるイメージと認識しています。
    そうすると捲りには向かず大箱に向くのかなぁと思いますが、どう思われますか?

    • >koba@競馬さん

      こんにちは!

      曲飛は飛節の折が深いため踏み込みが深く入りやすい反面、飛節が伸びきることも無いので後ろへ送る幅は狭くなります。
      よって短いサイクルでより多くの回数脚が回せることになるので、コーナーという器用さが求められるところで脚を使い続けられる=捲りが得意ということになるんだと解釈しています。

      いかがでしょうか。文字だけで説明するのはなかなか難しいのですが…

      • 遅くなりました┃ω・`)
        なるほど、後ろへ送る幅減ですか。
        ネオユニなんかが小回り向きを多く出すのもそういった理由なんでしょうね。
        ありがとうございましたm(._.)m

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