2018 弥生賞

3月になり春らしい気温になってきました。
中山競馬場の早咲き桜も色付き、クラシックがもう目の前までやってきているんだなと感じた次第です。

さて、先日行われたクラシック前哨戦の弥生賞を見てきましたので備忘録的に。

まずパドックを見ての感想ですが、世代のピラミッドにおけるトップと下の方にいる馬はやっぱり一目みただけで分かるほど明らかに差があるなぁということです。将来のG1馬と未勝利馬が一緒に走る新馬戦ならこのような光景がたまに見られますが、重賞でもこういうパドックが見られるのですね。新鮮な光景を見せてくれた森調教師には敬意を表したいと思います。

勝ったダノンプレミアムは柔らかみがあり腰の位置が高く比較的骨量豊富なディープインパクト産駒。しかしながら体の形成も進んでいて「なるほど2歳王者に相応しい馬だな」と思わせてくれる素晴らしい馬でした。スタートから前進気勢溢れる走りを見て分かる通り、背中がやや短く股関節も硬いので距離はあまり持たないタイプではないでしょうかね。今後に向けてどのように馬が変わってくるか注目です。

2着のワグネリアンもディープインパクト産駒ですがこちらは管が細く小柄。厳密にいうと違うのですが、ワールドエースのようなタイプというと分かりやすいでしょうか。元々細身なので筋肉はさほど付いてくるような骨格には見えませんが、それにしてもまだまだこれからの馬かなあといった印象でした。皐月賞よりかはダービー、その先々が楽しみな馬かもしれませんね。

3着のジャンダルムはバランスの良い馬で体型に変なクセが無いのが特徴。立ち回りの良さと仕上がりの早さで他を上回っているという感じがするので、今後は心肺面に磨きが掛かれば上の相手にも食らいついていけるようなレースが出来てくるのかもしれません。

人気だったディープインパクト産駒3頭の一頭、オブセッションは4コーナーで待避所の方に行こうとしてしまったそうで7着に。四肢が長く見栄えのする “藤沢厩舎らしい” 体型。ただその分仕上がりは進んでおらずここまで素質だけで走ってきたのが良く分かるようなパドックでしたね。おそらく心身ともにまだまだこれからの馬だと思うので、これから鍛錬されて成長が見られればという印象。

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スタートから他馬についていけず、鞍上の叱咤激励にこたえながら2000mを走りきったヘヴィータンク。9着馬から大きく離れてゴールを迎えた時にぱらぱらと拍手が聞こえてきました。
勝者だけが生き残り、称賛される厳しい世界で、結果に関わらずゴールまで頑張ったことが称賛された優しい空間が存在していました。

 

 

 

 

 

 

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引退

安室奈美恵さんが来年、芸能界を引退するようですね。
自分は”アムラー”世代より少し下なので当時の熱狂っぷりはテレビを通じて何となく記憶に残っている程度ですが、世間に多大な影響を与えたアーティストの引退を惜しむ声が多いようです。

そんな中、まったく競馬界に影響を与えなかったであろうレッドジュラーレという馬の引退も表明されました。
ハービンジャー産駒はとにかく緩さが解消されない馬が多くかつ骨量筋肉量共に無駄に豊富になりがちで、本馬もその例に漏れず欠点が解消されないまま競走生活の終わりを迎えてしまいました。

一口出資する決め手となったのが1歳12月頃に公開された動画です。その時に「ハービンジャーらしくない軽さがある」と感じ、これがレッドジュラーレ当時イタリアンレッド14の長所で、サイズも小柄でさほど大きくならなそうだったためこれなら欠点がさほど体現して来ないのではないかと思っていたのですが、月日と共にしっかりとご成長なされ気が付けば500キロ弱近くまで体重が増えていた時期もありました。
もともと、母イタリアンレッドも牝馬としてはやや大きめのサイズでしたしそこに骨量豊富なハービンジャーとくれば、イタリアンレッド14もこの程度のサイズまで成長するのは血を読み解けば妥当だったのかもしれません。ここが新種牡馬の難しさというか、想像力不足で自分が考えていた以上にイタリアンレッド14という馬は父の影響力が大きかったということでしょう。頭を高くしトモが下がって走っているところを見る限り、3歳夏に芝の未勝利戦が終わるというルールもこの馬には厳しかったようです。

馬券や一口出資、競馬が人々を惹きつける所以のひとつに、未来に思いを馳せられるところが挙げられると思います。数分後の結果を楽しむのが馬券、とある馬の数年後の姿にわくわくするのが一口出資、というように。自分は競馬のそのような所が好きでレッドジュラーレにも楽しませてもらいました。今後は繁殖に上がるとのことで、いつの日か馬柱に母レッドジュラーレと記された馬が走っている姿が見られたらなと思います。

隅田川POG 2017-2018 指名理由など

関東馬限定隅田川POG。指名8頭。
ふり返り用に指名理由を書き残しておきます。

1位 母シャンハイロック 父スクリーンヒーロー 馬名:ジェネラーレウーノ 厩舎:矢野英

先日の記事で書いた通り。「この馬主さんのノーザンの馬は友道厩舎に預けられることが多く、セールの時に吉田勝己さんが(本馬を)絶賛していたのに、なぜ友道厩舎ではなく矢野厩舎なのか」と鑑定士が言ってて一抹の不安も。

2位 母レッドファンタジア 父ディープインパクト 馬名:レッドベルローズ 厩舎:鹿戸
筋肉が滑らかなディープインパクト牝馬。デビューは秋~冬が見通されるも、募集時より逞しさが増し父の成長力を考慮し一発あるならと早めの順位で指名。鹿戸厩舎は小柄な牝馬を育てるのが上手い。

3位 母メジロジェニファー 父ダイワメジャー 馬名:ロジスカーレット 厩舎:国枝
セレクトセール時からダイワメジャー牡馬とは思えないバランスの良さと薄付きで品のある筋肉。母は500キロを超える大型馬で、ダイワメジャー×ホワイトマズルというラーメン二郎の油マシマシみたいな字面なのに450キロも無いらしい。新種のダイワメジャー。

4位 母ギャビーズゴールデンギャル 父ディープインパクト 馬名:ダイワギャバン 厩舎:菊沢
セレクトセール1億円超えのディープ牡馬。ダイワ×社台×菊沢厩舎でセール高馬のプロフィールはプリンシパルSを制したダイワキャグニーと同じ。馬体見たらダートっぽい筋肉してたけど気にしない。菊沢マジックでプリンシパルS連覇を目指してほしいです。

5位 母ハイドバウンド 競合ハズレ
5位 母イストワール 父ルーラーシップ 馬名:ナラトゥリス 厩舎:加藤征

募集時より気になってたのでリストへ。下位予定も一口会員の方が多いドラフトだったので早めの指名。ルーラーシップ牡馬は仕上がり遅くスピードも無いのがPOG的に悩ましいのですが、本馬は順調で夏デビューも見通されているので…と思ったら牝馬だった。

6位 母ポジションリミット 父ディープインパクト 馬名:ミッキーポジション 厩舎:菊沢
グランド牧場が売るためにディープを付けてる馬はガチなはず。といっても重賞勝ったのは去年のカデナだけ。それでも関東限定ならリストに忍ばせておいても損はない。しかも菊沢厩舎。さっき競合で取れなかったハイドバウンドと同じ菊沢厩舎×野田みづき氏。

7位 母ジーントウショウ 父ヨハネスブルグ 馬名:トーセンクロノス 厩舎:小笠
ブリーズアップセールで目に付いた馬。ブリーズアップのヨハネスなら夏にはデビューしてくれるでしょう。指名理由はそれだけです。

8位 母アースリヴィング 父ハーツクライ 馬名:シネマソングス 厩舎:小笠
関東馬限定とはいえなぜ小笠厩舎を2頭も指名してしまったのか。でもUAEの1000ギニーとオークスで2着の実績を持つ厩舎は日本で小笠厩舎だけ。薄手のハーツクライ産駒でリスグラシューのようなイメージ。